「和室に観葉植物」と聞くと、あまりピンと来ない方も多いかもしれません。洋室のイメージが強い観葉植物ですが、実は和の空間に合う観葉植物もたくさん。鉢などのアイテムを工夫すれば、落ち着きの和室をさらに洗練された空間に演出するインテリアになるのです。
そこで今回は、和室にオススメな観葉植物の種類、飾るときのポイントを紹介していきます。
和室にぴったりの植物は?
まず気になるのは、どの種類なら合うの?というところですよね。どんな植物でも工夫次第・・・ではありますが、より合わせやすい種類を紹介していきます。
シュロチク
江戸時代から親しまれている、日本人にも馴染みの深い観葉植物。高級料亭などでもよく飾られているのがシュロチクです。竹と似た優雅な雰囲気があり、落ち着いた空間を演出してくれます。
トクサ
群生して上にまっすぐ伸びるトクサ。竹をそっくりミニチュアサイズにしたような、まさに和な雰囲気にぴったりな姿です。
オリヅルラン
葉がきれいなカーブを描く曲線美。オリヅルランも、和な雰囲気を演出してくれる植物です。暑さや寒さ、乾燥につよく、初心者でも育てやすい種類でもあります。
こうすれば、もっと「和」に!飾り方のポイントまとめ
和な雰囲気の植物は多くありますが、やはり和室のインテリアには少しコツが必要。鉢などのアイテムや配置にも気をつかうのがおすすめです。ここからは、飾り方のポイントを紹介していきます。
「置き方」の工夫
まず、センスがよく見える置き方とはどんなものでしょうか?実はそれほど難しいことではなく、ちょっとしたコツを抑えればOK。
例えば、こんな飾り方。
・空白を埋めるイメージで飾る
・複数の植物を、高さを変えて飾る
・複数の植物を、シンメトリー(左右対称)に飾る
これは和風に限らず、洋室にも応用できるテクニック。ぜひ試してみてください。
「鉢」の工夫
鉢はインテリアとしての雰囲気を大きく左右します。特に和室は基本的に中間色。ガラスの鉢や鮮やかすぎる色合いだと、浮いてしまうことが多いので注意しましょう。
おすすめは黒やダークブラウン、少しトーンの暗い陶器や焼きのもの。形も、角ばっているものより丸みのあるものが和やかな雰囲気を出してくれます。
もっとこだわりたい!という方は、盆栽用の鉢を使用するのもおすすめです。
まとめ
種類や置き方次第で、和室も彩ってくれる観葉植物。植物には空気洗浄効果やリラックス効果もあるので、見た目だけでなく実用面でもお部屋を豊かにしてくれます。
和室をお持ちのあなた、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。