今、インテリアとして大流行しているハーバリウム。新しいかたちで花や緑を楽しめることはもちろん、手軽に作成できる点も人気の秘密。SNSの投稿や友人宅で目にして、「作ってみたい!」と感じている人も多いのではないでしょうか?
では早速作ってみましょう!・・・の前に、そもそもハーバリウムで使用する花って、生花?ドライフラワー?それともプリザーブドフラワー?どれを使えばよいのでしょうか。
今回はそんな疑問にお応えし、ハーバリウムでの使用におけるそれぞれの特徴と違いをご紹介します!
生花でハーバリウム
綺麗な花を手に入れたり、思いのこもった花束をいただいたりしたとき、それを残したい、ずっと飾っていたいという方も多いはず。
では、生花でハーバリウムをつくれるのでしょうか?答えは残念ながらノー。正確に言うと、作っても綺麗な状態で残しておくことができません。生花には水分が含まれているので、カビが発生してしまったり、腐敗してしまったりするのです。
“でも、どうしてもこの花で作りたい・・・”そんなあなたにおすすめなのは、乾燥させてドライフラワーにして使用する方法。ここからは、ドライフラワーでつくるハーバリウムについてご紹介します。
ドライフラワーでハーバリウム
生花を逆さにして吊るし、乾燥させることでできあがるドライフラワー。
では、ドライフラワーはハーバリウムに向いているのでしょうか?
特徴はこちら。
- 生花から簡単につくることができる
- 材料を購入する場合も比較的安価
- 乾燥しているので、少ししなびた色・形になる
3つ目はデメリットのように感じてしまいがちですが、アンティークな雰囲気を出すことができるとも言えます。
生花を残したいときや安価につくりたいときはもちろん、ハーバリウムで味のある空間を演出したいときも、ドライフラワーでつくるのがおすすめです。
プリザーブドフラワーでハーバリウム
では、プリザーブドフラワーでつくる場合はどうなのでしょうか?
実は、どちらかというとドライフラワーよりもハーバリウムに向いていると言えます。
特徴はこちら。
- ドライフラワーと比べ、生花からつくるのはハードルが高い
- 材料を購入する場合、値段が高い
- 色が鮮やか
- 寿命が長い
手作りする場合だと少し難易度が上がり、また購入する場合も高価ですが、より綺麗な印象で長持ちするハーバリウムをつくるならプリザーブドフラワー、というわけですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?生花でそのままつくることはできませんが、ドライフラワーとプリザーブドフラワー、2つの選択肢があるのです。つくる場合の難易度や値段はもちろんですが、他のインテリアとのコーディネートや、演出したいイメージに合わせて選ぶのもよいかもしれません。