気温の下がる冬。観葉植物は基本的に暖かい環境を好むので、飾っていても枯らしてしまったり、あるいは飾る前からためらっている方も多いのではないでしょうか。
でも実は、冬の寒さを耐えられる植物もたくさんあるのです。管理のポイントと合わせて紹介していきます。
冬でも育つ!オススメの植物5選
アロエ
食用や美容など、さまざまな用途で使われているアロエは、観葉植物としても人気。気温の高い時期に成長する植物ですが寒さにも耐えられるので、一年通して楽しむことができます。冬を越えるためには水分を減らす必要があるので、一ヶ月ほど水を与えないようにしましょう。
シュガーパイン
丸みのある小さな葉がつる状に伸びていく、癒しの植物として人気のシュガーバイン。季節を問わず育てやすい植物として知られていて、寒い気温でも0℃まで耐えることができます。寒さだけなく、日陰にも耐えられる“耐陰性”を持つ植物でもあるため、初心者の方でも育てやすい植物です。ただし、あまりに日光が足りないと「徒長」と呼ばれる、長さだけが伸びて実際の成長を伴わない状態となってしまうので注意しましょう。
サクララン
ホヤ・カルノーサという別名も持つサクララン。こちらも寒さに強い植物です。日当たりと風通しのよい場所を好むので、室内であれば窓際に置くのがおすすめ。
夏になると星型の可愛らしい花を咲かせ、部屋がとっても華やかになるので、女性にも人気です。
サンスベリア
上にまっすぐ伸びる大きな葉が特徴的なサンスベリア。これ1つで部屋をスタイリッシュな空間に変えてくれる、おしゃれな植物です。サンスベリアも寒さに強く。5℃までの気温であれば耐えることができます。空気清浄効果が高く、また魔除けの効果もあると言われている植物なので、実用面や風水の面でもおすすめ。
ストレチア・レギネ
オレンジや黄色の爽やかな花が咲くことから、「極楽鳥花」とも呼ばれるストレチア・レギネ。南国風の色合いとは裏腹に寒さや乾燥に強いので、寒い冬も心配無用です。花を咲かせるには大きく育てる必要があるので、窓際など日当たりのよい場所に置いてあげると良いでしょう。
ココは気をつけよう!冬の植物管理のポイント
ここまで冬の寒さにも耐えられる性質を持つ植物を紹介してきましたが、基本的に植物はやはり暖かい気候を好むもの。冬を乗り切るためには、押さえておくべき管理のポイントがあります。1つは、やはり温度。植物ごとに耐えられる温度は違いますが、暖かい日中は日光に当てるなどできるだけ冷えすぎないようにしましょう。
また、冬は水やりも回数を抑える必要があります。頻度としては、多くても3日に1回程度。冬は休眠期に入るため水をあまり必要とせず、過度に与えてしまうと根腐れを起こしてしまうのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。冬も部屋を植物で彩りたいなら、寒さに強い種類を選ぶこと、そして管理方法も重要になります。とはいえポイントさえ押さえれば決して難易度は高くありません。ぜひ、季節を問わず観葉植物を楽しんでみませんか。