観葉植物を取り入れたいと思っている方の中には、「可愛らしい大きさの植物を鑑賞したい」「あまり大きいと部屋のスペースが圧迫されてしまう」など、小さなサイズをお求めの方も多いのではないでしょうか。
予備知識なしで購入してしまうと、思っていたより大きく育ってしまい、部屋のレイアウトを変えたりだとか、置き場所を変える必要がでてくることにもなりかねません。
そこで今回は、小さなサイズのまま、大きくなりづらい植物をピックアップ。小さく管理するコツと合わせて紹介していきます。
そもそも、大きくならない植物ってあるの?

厳密に言えば、当然植物は生き物ですから、全く大きくならないものはありません。とは言え、成長スピードが遅く、比較的小さなサイズのままな植物もあります。また、大きくなりすぎた時に「切り戻し」と呼ばれる、幹を途中で切る処理を行うことでサイズを保つのも手です。ただし、切り戻しについては復活しやすい種類とそうでない種類があるので、気をつけなければなりません。
また、小さく管理したいからと言って鉢植えを替えずにいると、枯れてしまう原因になるので注意しましょう。
“大きくなりづらい”植物なら、ガジュマル

独特な形状と可愛らしい葉が人気のガジュマル。成長スピードが遅く、小さなサイズを長く楽しめる植物です。ただし、スピードは遅いもののしっかり成長してしまうので、葉が伸びすぎた場合は剪定してあげましょう。
小さな植物と言えばこれ!ソレイロリア

小さな葉がこんもりと育つ、柔らかい雰囲気のソレイロリア。成長スピードは早めですが、そもそものサイズが小さいのでスペースはとらずに飾っておけるでしょう。
ただし直射日光に当てすぎるとぐんぐん育ってしまうので、明るめの日陰に置いて抑えるようにしましょう。
管理次第で小さく保てる!ゴムの木

大きくツヤのある葉が特徴のゴムの木。先ほどご紹介した「切り戻し」で復活しやすい種類の一つです。小さなサイズを購入し、小まめに切り戻しを行うことでサイズを保つと良いでしょう。切り戻しを行うと、脇芽から成長し一風変わった形状になるので、そんな雰囲気を楽しむのもおすすめです。
まとめ
今回紹介した他にも、スピードが遅いものなら「ホヤ」、切り戻しで小さく保てるものだと「ポトス」など、小さなサイズを楽しめる植物は数多くあります。一人暮らしの場合や、小さな部屋で育てる場合にもスペースをとらずに飾っておくことができるので、ぜひ試してみてください。