観葉植物の育て方について情報収集をしていると、「直射日光に当てないように・・・」という注意書きをよく見かけませんでしょうか。
植物は基本的に日当たりのよい場所を好みますが、あまり日光が強すぎると葉焼けを起こしてしまったり、枯れてしまうケースも少なくありません。なので、「カーテンレース越しの明るい日陰」や「直射日光の当たらない日陰」が推奨されていることが多いのです。
とはいえ、玄関先やバルコニーなど、植物を置きたい場所の都合上、直射日光を好む植物を探されている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな環境下ですくすくと育つ植物をピックアップしました。
なお注意点として、紹介する植物も「夏の直射日光」は基本的に避ける必要があります。夏の間は場所を移すなど、管理方法を調整するようにしましょう。
ユッカ
まっすぐ伸びる長い葉っぱが特徴の、南国を思わせる雰囲気を持つ植物「ユッカ」。その形状から、「青年の木」とも呼ばれています。
このユッカは、日当たりのよい環境を非常に好む植物。日差しの強い夏は葉焼けを起こす可能性がありますが、ほかの季節は玄関先やバルコニーで日光をたっぷり当てて育てましょう。耐陰性もある植物なので、室内の半日陰で管理してもOKです。
ワイヤープランツ
小さなまんまるの葉っぱを無数につけ、つる状に伸びるワイヤープランツ。丈夫な植物としても知られ、初心者の方でも育てやすい種類です。ワイヤープランツも日光を好む植物なので、日当たりのよい玄関先などで管理するのに適しています。ただしユッカ同様、夏は日光が長時間当たらないよう半日陰の場所に移してあげてください。耐寒性もある植物で、氷点下5℃まで耐えることができます。
アロエベラ
アロエ科の一種であるアロエベラ。肉厚で丈夫な多肉植物で、トロピカルな雰囲気も人気の理由です。
こちらも日光を好む性質を持っており、屋外での生育に適しています。ただし、発根していない状態だとやや脆く、直射日光で葉が細くなってしまったり変色してしまう恐れも。発根までは半日陰で管理し、頃合いを見て移してあげるのがベストです。
まとめ
いかがだったでしょうか。基本的に植物は日当たりのよい環境を好みますが、直射日光が当たり続ける・・・となると適した植物ばかりではありません。
玄関先やバルコニー、庭など日がよく当たる場所に植物を飾りたい場合は、植物の性質をしっかりと理解して選ぶようにしましょう。
