触ってはいけない!「ゴムの木」の樹液に注意

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小ぶりで綺麗な丸みのある葉をつける、観葉植物の定番「ゴムの木」。その雰囲気とは裏腹に、手入れする際に注意が必要なことをご存知でしょうか。
その理由は、樹液。皮膚のかぶれや床・衣服の汚れに繋がってしまうこともあるのです。
今回は、そんなゴムの木を取り扱う際の注意点について紹介していきます。

ゴムの木の樹液ってどんなもの?

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まず、ゴムの木の樹液とはどんなものなのでしょうか。ゴムの木は白い樹液を出しますが、実はコレ、名前の通り天然ゴムの原料となるものなのです。
なので、特にラテックスアレルギーは注意が必要。アレルギーを持っていなくても、体質によっては皮膚炎や蕁麻疹を引き起こす危険があるのです。樹液が肌についてしまった場合は、すぐに水で洗い流すようにしましょう。
さらにこの樹液、衣服や床についてしまった場合も厄介なシロモノ。汚れがなかなか落ちず、染みの原因となってしまいます。

そしてこの樹液、基本的には枝の断面から流れ出るもの。なので、特に注意が必要なのが剪定の作業です。気付かず触れてしまったり、床や衣服に散ってしまう可能性があるので、十分な対策をとっておこなうことが必要です。

ゴムの木の枝に触れるときは、こんな対策を!

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枝の断面から流れる、ゴムの木の樹液。剪定作業はもちろん、落ちた枝を取り除く作業なども、十分な対策をして臨みましょう。
まずは、手袋。軍手やゴム手袋など、樹液が出ても手に直接触れないよう守っておく必要があります。また、衣服も汚れてよいものを着ておく、あるいは作業用のエプロンを着用するなど「汚れ対策」をおこないましょう。
剪定作業をするのであれば、床も注意が必要です。屋外で作業する、もしくは新聞紙などで床を覆い、樹液が床につかないよう対処しましょう。
万が一、床についてしまった場合は、すみやかに拭き取ることが重要。ゴムの木の樹液は時間が経つと固まる性質を持つため、すぐに対処しないとなかなか拭き取ることができません。固まってしまった場合は、石油など揮発性の高い油を使用すると溶かすことができますが、あくまで最終手段と考えしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。ゴムの木はインテリアとしてとても人気の種類ですが、取り扱いには注意が必要。とはいえ、対策をしっかり行えば育てやすい植物です。ぜひ、樹液に気をつけた上でゴムの木を育ててみませんか。

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