結婚式のブーケに「アーティフィシャルフラワー」を推したい5つのワケ

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近年の結婚式に利用されるブーケは、本物そっくりに作られたアーティフィシャルフラワーでできています。このアーティフィシャルフラワーのブーケは結婚式においても利便性が高く、大変おすすめしたい造花です。その根拠となる5つの理由をご紹介します。

そもそもアーティフィシャルフラワーって何?

アーティフィシャルフラワーは、通常の量産型の造花とは異なり、精巧に造られた造花です。大振りの花から細々とした小さな花まで細部まで再現されており、一見すると生花との見分けがつかないほどにキレイに仕上がっています。
そんな美しいアーティフィシャルフラワーは、近年日本でも大変なブームとなっており、特にブライダル業界ではすでに広く浸透しつつあります。

基本的な素材はポリエステル、ポリエチレンであるため、その他の造花に比べて長い間劣化せず、多少のことでは簡単にほつれることもありません。そのメリットを活かし、ブライダル業界を始めインテリア業界や葬儀業界など、幅広い業界での活躍が期待されています。

アーティフィシャルフラワーブーケの5つのメリット

アーティフィシャルフラワーをブーケにするメリットは以下の通りです。

形が崩れにくい

生花のブーケは形が崩れないようにしっかり固定されていますが、強い衝撃を与えると崩れてしまったり、花びらが散ってしまうことがあります。しかし、アーティフィシャルフラワーで造られたブーケなら、衝撃を与えてしまっても形を維持でき、花びらが散ってしまうような心配もありません。

さらに、生花の場合は一日経過するとしぼんでしまったり、花自体元気がなくなってしまいますが、アーティフィシャルフラワーなら劣化することなく美しさを維持し続けることができます。

アレンジの自由度が高い

アーティフィシャルフラワーは造花であるため、さまざまな形のブーケを作ることができます。

あんな形、こんな形のブーケを造ってほしい!という細かな要望もアーティフィシャルフラワーなら叶えることができるでしょう。特別な結婚式だからこそ、アーティフィシャルフラワーで世界に一つだけのオリジナルのブーケを造ってみましょう。

使用後はインテリアとして飾ることができる

結婚式のブーケは特別なものですが、生花であれば少しずつ枯れてきてしまいます。。思い出がいっぱいのブーケが枯れてしまうのは寂しいですよね。

しかし、アーティフィシャルフラワーのブーケなら枯れる心配が一切ないため、思い出をそのままの形で残し続けることが可能です。玄関先やリビングなどにさりげなく飾っておけば、おしゃれなインテリアとして飾り続けることができるでしょう。箱に入れるなどすれば、そのままの状態で半永久的に形を維持しながら保存することも可能です。

軽量で負担になりにくい

通常のブーケは、しおれてしまうことを防ぐためにオアシス(緑色のスポンジ)に挿していることが多いです。しかし、オアシスはたっぷりと水を含んでおり、また花自体も水分を含んでいるため、重量が重くなりやすいです。
そのため、実際に片手で持とうとすると数十分持っていると徐々に腕に負荷が掛ってきてしまいます。

これに加え、水の交換をきちんと行わないと、雑菌が繁殖してしまいます。雑菌は、花だけではなく周りの空気にも影響を与えてしまいます。しかし、アーティフィシャルフラワーのブーケは軽量で持ち運びも簡単であるため、長時間持ち続けていても腕に負荷が掛ってしまうような心配もありませんし、小さなお子さんでも簡単に持ち運びすることができるので、結婚式の演出上お子さんが持たなくてはならない・・・という場合でも安心です。

オーダーメイドなら入手困難な花も手に入る

技術の発展により、どんな花もオールシーズンで栽培できるようになっていますが、それでも季節が真反対の花は簡単に入手することができず、また料金も割高になってしまう場合があります。そんな時もアーティフィシャルフラワーなら季節関係なく、入手の難しい花も容易に手に入ります。

また、青い色をしたバラ、プルメリアなど、通常では入手できない花もアーティフィシャルフラワーで再現をすることができるため、よりオリジナリティに特化したブーケを造ることもできるのです。

このように、アーティフィシャルフラワーは自由度が高く、通常では手に入れることのできない変わったタイプの花を取り入れながらデザインを決めていくことができます。アーティフィシャルフラワーにしかないメリットを生かし、世界でたった1つのアーティフィシャルフラワーを作ってみませんか?

メンテナンスでいつまでも綺麗な状態を維持しよう

いくら耐久性の高いアーティフィシャルフラワーとはいえ、ふとした拍子にほつれてしまったり、折れ曲がってしまうことがあります。これが生花なら、破れてしまった花びらや散ってしまった花びらは、花自体を入れ変えない限りは修復することは不可能です。しかし、アーティフィシャルフラワーなら道具を使用すれば問題なく修復をすることができます。

花びらの垂れ下がった場合

造花といっても時間が経過することでバラのような大振りの花びらが重なっている花は、外側の花びらが垂れ下がってしまうこともあります。このような花も専用の接着剤を花びらの根元につけて、重なっている花びらとくっつけることで元の状態に戻すことができます。

グルーガンや瞬間接着剤でも垂れ下がりを修復することはもちろん可能ですが、いずれも専用の接着剤よりも接着力が高いため、万が一修復が失敗してもやりなおしが効かないことが多いです。専用の接着剤はその他の接着剤に比べて瞬間的な接着はできないため、修復しながら微調整を加えたい場合、花びらを傷つけることなく修復をすることができます。

ほつれてしまった場合

花びらの端がほつれてきたら、ほつれた部分までハサミでカットしていきます。このままの状態でもキレイですが、放置しておくとまたほつれが出てきてしまうため、ほつれ止めという液体をカットした部分に付けてほつれを防止しましょう。

花が潰れてしまった場合

重さのある荷物と一緒にブーケを移動させていると、ブーケの形状が変形してしまいます。この場合、形状を戻すように手で花を揉みほぐすと元の形に戻ります。またこの時、力のかけ方が弱いと大きさが戻りにくいです。

花びらにシワがついた場合

こちらも他の荷物と一緒に移動をさせている時によく起きるトラブルです。シワや折り目は指で戻そうとしても簡単に戻りませんが、アイロンで伸ばすことで元の形状に戻すことができます。アイロンをかける際、スチームを利用するとより元に戻りやすいですが、花の材質が熱に弱い物であった場合は溶けてしまう可能性もあります。

念のため、上からハンカチなどを被せてアイロンをかけると良いでしょう。シワがついてしまうと、せっかくのアーティフィシャルフラワーが台無しになってしまいますので、持ち運びをする際には最善の注意を払うようにしましょう。

年々進化しているワイヤリングの方法

アーティフィシャルフラワーを作るにあたり欠かすことのできない、ワイヤリング方法は日々進化しています。
そんなワイヤリングの方法について、ご紹介します。

Uピンタイプのワイヤリング

ワイヤリング方法の中でも、Uピンタイプはメジャーな方法です。特徴は、結び付けたあと少し出っ張りが残っていることです。今では、アーティフィシャルフラワーの知名度が高くなりましたが、以前まではプリザーブドフラワーのワイヤリングをして活用されていました。

ただ、プリザーブドフラワーと違いアーティフィシャルフラワーで導入をする場合、茎の部分が弱くなっているので、安定性がないと言ったデメリットが生じます。これに加えて、出っ張りが邪魔と感じてしまう人も多いようです。

###ツイスティング
Uピンタイプの他にツイスティングという方法もあります。こちらの方法も多くの人が活用している方法で、くるくると巻き付けるようするのが特徴です。
ツイスティングのメリットとして下記の4つが挙げられます。

  1. 頑丈になる
    茎とも密着度が高くなるので、取れにくくなります。
    結婚式のブーケで利用されることが多いので、強度を高めるためにも利用されていることが多いです。

  2. 出っ張りがなくなる
    ツイスティングの場合、uピンタイプとは異なり茎に巻き付けやすくなるので、凸凹がなくなります。
    これによって、見た目を綺麗にすることができます。

  3. 処理が簡単
    ワイヤーがしっかりとしているので、巻き付けやすいです。
    ボコボコが多かったり、中途半端に巻き付いているとどうしても安定性がなくなってしまい、巻き付けにくくなってしまいますが、ツイスティングを用いることで解消することができます。

  4. 重さに関係なくしっかりと支えられる
    花のどこかにかけてワイヤリングをするため、茎との密着感があるので中心をしっかりと保つことができます。

アーティフィシャルフラワーは、結婚式のブーケでの活躍が多くあります。結婚式は非常に大切なイベントとなっているので、最初から最後まで気を抜くことなくアーティフィシャルフラワーを完成させなければいけません。

そして、最高のアーティフィシャルフラワーで結婚式を迎えられるように1つ1つ丁寧に作り上げる必要があります。ワイヤリングで仕上がり方も違ってきますので、最高の状態になるようにワイヤリング方法を変えながら作ってみましょう。

アーティフィシャルフラワーなら好きなお花でブーケを作ることができ、枯れる心配もなく、さらにメンテナンスを行えばほぼ半永久的にその美しさを保ってくれるというメリットがあります。
さらに軽量で持ち運びも簡単であるため、花嫁にも優しいブーケと言えるでしょう。ぜひ結婚式用のブーケを作るなら、ぜひアーティフィシャルフラワーでブーケを作ってみてください。

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