観葉植物と言えば、最近は室内のインテリアとして定番になっていますよね。とはいえ、屋外でのガーデニングも根強い人気があります。
観葉植物をもっと楽しみたい方、あるいは室内に植木鉢を置くのはちょっと・・・という方にもオススメの、「ベランダに置く」という選択肢。実はただおしゃれなだけでなく、メリットもたくさんあるんです。
ということで今回は、ベランダに置くことで植物がもたらしてくれる効果や注意点、そしてベランダにぴったりな植物の種類を紹介していきます。
ベランダに観葉植物を置くメリットとは?
まずはベランダならではの、観葉植物を置くメリットをご紹介します。
日差し避けになる
ベランダに続く窓は、人が出入りしやすいよう大きく作られている場合がほとんど。暖かい日差しが部屋に多く差し込むようになっていますが、少し抑えたい・・・という方も多いのではないでしょうか。
そこで大型の植物を置いたり、つた状の植物を上から下げることで、手軽に日差しをシャットアウトしてくれるのです。
目隠しになる
大型の植物・つた状の植物は、日差しだけでなく「人の目」を遮断するのにも有効です。向かいの家から部屋が見えてしまっていたり、マンションなどで隣の部屋から簡単に除けてしまうつくりになっていると、やっぱり不安ですよね。
そんな場合に植物をうまく配置すると、景観を損ねることのない”自然なパーテーション”となってくれるのです。
ベランダに観葉植物を置くときの注意点
ベランダに植物を飾る場合、やはり他の場所とは違った注意点があります。
まずベランダは当然屋外なので、
・直射日光に強い種類を選ぶ
・冬の温度に耐えられる種類を選ぶ
・虫に強い種類を選ぶ
・風が強くても倒れないよう、植木鉢を固定する
といった注意が必要。
また、ベランダという場所の特性上、こんな点にも気を配りましょう。
・エアコンの室外機から離しておく
・お隣のベランダに葉が飛び出ないようにする
エアコンの室外機は熱を帯びているため、植物が枯れる要因となってしまうのです。
いずれも配置によって解決するので、おうちのベランダの設計を確認して工夫しましょう。
ベランダにおすすめの観葉植物
では、ここまで紹介したメリットや注意点を踏まえ、どのような植物をベランダに置くのがよいのでしょうか?
シェフレラ
日光や寒さにも強いシェフレラは、屋外でもおすすめの植物。多くの品種があり、大きく伸びる種類を選ぶと日差し避けや目隠しとしても役立ちます。
ワイヤープランツ
こちらも日光や寒さに耐えることのできる植物。つた状で下に伸びていくので、高いところに置くと雰囲気が出て、パーテーションとしても活躍してくれるでしょう。
ただし日陰や乾燥には弱いため、よく日が当たる場所に置く、たっぷりと水をあげるなどの工夫が必要です。
オリーブ
オリーブも日光を好む植物として有名です。気温の高い地中海で多く育っていますが、意外と寒さにも強い品種なんです。ベランダに置くには大きすぎるのでは、というイメージをお持ちかもしれませんが、植木鉢で育てると成長を抑えることができ、ぴったりのサイズ感になるんですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?味気ない雰囲気になってしまいがちなベランダ。植物を飾れば癒しの空間を演出してくれるだけでなく、実用的なメリットもたくさん。
ぜひこの記事も参考に、おうちのベランダにぴったりの植物を選んで飾ってみてください。