まるで本物の花と同じ?!手軽に作れるアートフラワーの作り方をご紹介!

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今、女性の間でアートフラワー作りにハマっている人が増加してきています。
まるで本物の花とそっくりでありながら、造花とはまた違った魅力を持っているアートフラワーは、材料を用意すれば自宅でも簡単に作ることが出来ますよ。

アートフラワーの特徴

そもそもアートフラワーと一般的な造花には大きな違いがあり、造花は主にポリエステルやプラスチックなどを素材にしているものが多く、生花にはない光沢感が出てしまいます。
一方アートフラワーは基本的に布を素材としているため、安い造花らしさをなくし、よりリアルに近づいた造花となっています。
また、布を染色しているためか、一般的な造花よりもふんわりとした雰囲気を醸し出しています。

これらの特徴に造花のメリットである手入れの必要がないことや、枯れることもなく半永久的にその姿を保つことが出来ることなどが加わっているので、インテリアやギフトに利用される方が増えてきているのです。

アートフラワーは簡単に作れるの?

造花は何となく作ることが難しいというイメージを持たれている方も多いかと思います。
しかし、アートフラワーの場合は工程は少なく、単純作業が多くなってくるため、そこまで難しいものではありません。
ただ、花びら一枚一枚を作っていくため、作業時間はかなり掛かってしまいます。
それでも花が枯れることはないので少しずつでも作っていけば華やかなアートフラワーが完成するでしょう。

アートフラワーを作る前に

アートフラワーを作る前に必要となる道具を用意しておきましょう。
必要となる道具は以下のとおりです。

  • 花びらや葉用の布
  • 染料(アート用染料)
  • ワイヤー
  • フローラルテープ
  • ハサミ
  • ペンチ
  • ボンド
  • 専用こて

これらの道具をまず用意しましょう。
アートフラワー専用のこてがあると、花びらの丸みを演出することができ、よりリアルな花に近づけることが出来ます。
これらの道具は手芸店もしくはネットショップでも販売しているので、そちらを利用すると簡単に手に入れることが可能です。

アートフラワーを作ってみよう!

道具や材料が用意出来たら、早速アートフラワーを作ってみましょう。今回は花の中でも非常に作りやすいとされているバラの作り方をご紹介します。

  1. 花びらを用意する
    まずは花びらを用意していきます。
    布をハサミで花びらの形に切っていくのですが、布を切る前に型紙を用意しておくと切りやすいです。
    1つの花に対してたくさんの花びらを準備しておくとボリューム感を演出できます。

  2. 額と葉を用意する
    額と葉も布を切って作っていくのですが、葉は小さめに額は少し大きめに作っておきましょう。
    形はどちらも星のような形に切っていきます。

  3. 染色する
    布を全て切り終えたら、次は染色作業に入ります。
    自分のイメージしているバラに似せた色を作り、水彩画のように薄めに染めていきます。
    もちろん濃い目の色で作っても良いのですが、薄く染色することでアートフラワーならではのふんわりとした雰囲気が出てきます。
    葉は色は同じでも塗り方を変えて違うものを作ると、葉のリアルさを表現出来るでしょう。
    額の場合は全体的に塗っていくのですが、額の先端となる部分は花の色を少し足すとグラデーションとなって綺麗に仕上がります。

  4. 専用こてで丸みを出す
    染色を終えて布が乾いたら、アートフラワー専用こてで花びらの丸みを出していきます。
    なければ使わなくても良いのですが、あった方がより本物の花に近い形にすることが出来るでしょう。
    小さめの花びらは丸こてを押し当てて、お皿のように丸みをつけていきます。
    大きめの花はへり返しこてを使って先端に丸みを作っていきます。
    裏からハの字に押し当てていくと上手く反り返ってくれるでしょう。

  5. 葉を茎に取り付ける
    ワイヤーを茎の代わりにしてまずは葉を刺していきます。
    この時ワイヤーの端を片方折り曲げておきましょう。
    1本の茎に対して6~7枚程度刺し、1枚ごとに裏側にボンドを少量付けたら折り曲げておいた部分をくるむように葉の形を作っていきます。
    最後に茎の部分をフローラルテープを巻きつけたら葉の部分が完成となります。

  6. バラの花を作る
    続いて、いよいよメインとなるバラの花を作っていきます。
    まず葉の時と同じようにワイヤーの先を折り曲げておいて一番小さい花びらを刺します。
    花びらを少し内側へ折り曲げて花の中心を作っていきます。
    中心となる部分が出来たら小さい花びらから大きい花びらへ順番に刺していきます。
    その際にボンドで固定しておくと崩れる心配がありません。
    最後に作っておいた額にボンドを塗って刺し、花の裏側に付けます。
    この時額の中心にだけボンドを付けて先端は花に付かないようにすると良いですよ。
    額を付けて葉と同じようにフローラルテープを巻いたら完成です。
    あとはそれぞれ作った花と葉を好きなように組み合わせて花束を作りましょう。

アートフラワーの活用方法は?

アートフラワーはインテリア用に花瓶に挿しても良いですし、贈り物として花束をプレゼントする以外にも様々な活用方法があります。
例えば、ワイヤーでサークルを作り、そこにアートフラワーを組み合わせていくことでリースにすることが出来ますし、様々な種類の花や葉を用意してブーケにするのも良いでしょう。
また、アクセサリー用に作ることも出来ます。

例えばアートフラワーコサージュを作る場合、手芸店などでも手に入るコサージュ用のピンをまとめたアートフラワーに取り付けて金具部分が目立たないようにフローラルテープで巻きつけてしまえば簡単に自分だけのオリジナルコサージュが完成します。他にも様々なアレンジが出来るので、オリジナルのアートフラワー作品を作り上げてみてはいかがでしょうか。

今回は一番手軽に作れるバラのアートフラワーの作り方をご紹介しましたが、他の花ももちろん作ることは出来ます。自分の好きな花、好きな色を使って自分だけのオリジナルアートフラワーをぜひ作ってみてください。

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