おしゃれで大人っぽい、アンティーク調の部屋。憧れる人も多いのではないでしょうか。
お気に入りのショップでインテリアを揃えるのも楽しいですが、DIYで今のインテリアをリメイクしたり、自分だけの作品をつくるのも素敵ですよね。
そこで今回は、DIYで簡単にできるアンティーク調の作品や、そのアイデアを紹介していきます。
簡単アンティーク作品は、「ペイント」でできる!

アンティーク作品を簡単にDIYしたいなら、もっともおすすめなのが「ペイント」。
使う塗料によって、また傷や汚れを再現することで、初心者でもアンティークな雰囲気を出すことができるのです。
アンティークDIYにおすすめの塗料①プライワックス
ワックスといえば、木材の表面に薄い膜を張り、保護してくれる塗料。基本的に着色の効果はさほど高くないのですが、「ブライワックス」は別。たったひと塗りで、アンティーク調の色合いにガラリと変わります。
とはいえあくまで木の色合いを活かす塗料なので、元の雰囲気を残したまま作り上げたい人におすすめです。
こちらが、ブライワックスを使用した作品の実例。
アンティークDIYにおすすめの塗料②ミルクペイント
もっと違う色合いにしたい!という方におすすめなのが、「ミルクペイント」。バターを作る際にできる粕から作られる塗料で、アンティーク調にぴったりなマットでやわからいカラーが特徴。
天然の塗料のため、安全性を気にする方も嬉しい塗料です。
こちらが、ミルクペイントを使用した作品の実例。
もっとアンティーク感を出すアイデア①「ひび割れを作る」

古びた風合いとするためにもってこいなのが、「ひび割れ」の加工。
クラック塗料というものを使って実際にひび割れを起こす方法もありますが、もっとも簡単なのは黒のペンキを使う方法。布を使って少しずつこすっていくことで、ひび割れのような雰囲気を出すことができるのです。
量を調整して、グレーに近い色合いを心がけると、より自然な印象に仕上がります。
もっとアンティーク感を出すアイデア②「汚す」

次のテクニックは「汚す」。これも古びた風合いには欠かせない要素ですね。こちらは少し手間がかかりますが、方法はカンタンです。
手順1:油性のニスを塗る
まずは油性のニスで風合いを出し、同時にしっかり木を保護します。
手順2:水性の塗料を塗る
水性のペイントで、メインにしたいカラーに塗っていきます。
手順3:ヤスリで削っていく
仕上げは、ヤスリ。お好みに合わせてひたすら削ることで、「汚れ」のような雰囲気を出すことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?難しそうなアンティークDIY、意外とできるかも・・・?と思っていただけたのではないでしょうか。
ちょっと時間のある週末など、ぜひお試しあれ。