クリスマスが近づくと、玄関や部屋にお花を飾るご家庭も多いですよね!その時に選ぶ花の候補には、必ずと言っていいほど『ポインセチア』が思い浮かぶのではないでしょうか?この時期どの花屋さんに言っても必ず売ってますよねw
ポインセチアがクリスマスフラワーとして選ばれる理由は、単に『赤と緑』の色合いが原因と思われていますが、実は深い理由があるんです。
<なんでクリスマスにポインセチア?>
なんでも、メキシコのお坊さんが冬に葉を赤くするポインセチアを見て、『赤はキリストの血』『緑は永遠の象徴』『白は純潔』という意味合いを連想したことがきっかけで、ノーチェ・ブエナ(聖夜)と呼ばれ生誕祭などで飾られるようになったとのこと。
さらにヨーロッパでクリスマスに赤い花を飾る習慣がもともとあり、ポインセチアの色合いや『聖夜』と呼ばれていることもしっくりきて、そこから徐々に世界中に定着化していったんだとか。
『ポインセチアで埋め尽くされた教会で、ふたりっきりのクリスマス』なんて、最高ですよねw

<ポインセチアの育て方>
クリスマスによく市場に出回るポインセチアですが、実はこの花『寒さに弱い植物』なんです。できるだけ日当たりがよく、10度以上の気温で育てなければ弱ってしまうので注意が必要です。
その反面、乾燥にはめっぽう強い植物なので、クリスマス用に購入された方は、室内で育てながら「ちょっと土が乾いたかな?」というタイミングで少しだけ土を湿らせてあげる程度でOKです。
また春から秋にかけて成育期に入りグングン成長していくので、たっぷりお水をあげて、株元から10〜15センチにある葉っぱを選定してあげてください。
<最後に>
クリスマス装飾用に植物を購入される方は非常に多いと思いますが、鑑賞目的を終えたからと言って手入れをせず枯れさせてしまうのは非常に悲しいことです。植物も生き物ですし、ポインセチアにとっては春から秋にかけての時期こそ本番です。
大切に育てて来年のクリスマスも一緒に過ごしてあげてくださいね!