趣味からでも資格取得目的からでも始めることができるアーティシャルフラワー教室は、お子さんからお年寄りまで幅広い年齢層の方が楽しむことができます。
体験レッスンも行っているのでぜひ参加してみましょう。
アーティフィシャルフラワーとは?
アーティフィシャルフラワーは、生花やプリザーブドフラワーとはまた違ったクオリティーが高く、リアルな色使いが特徴的な造花です。
アーティフィシャルフラワーはポリエステルなどの素材を使用しており、自分でも材料があれば作ることが出来ます。
生花とは違い耐久性に優れていることや、水を与える必要がないということ、様々な花が既に開発されているので、色んな作品を作ることが出来ることなど、様々なメリットを持っています。
一方で、生花ではないため見た目は生花そっくりではあるものの、花の香りなどを感じることは出来ません。
実際に、現在アーティフィシャルフラワーを使ったアクセサリーや花束などを作ることが出来るアーティフィシャルフラワー教室が全国的に増えてきており、生徒数も年々増加傾向にあるのです。
そんなアーティフィシャルフラワーの教室ではどのようなことが行われているのか、また教室に通ってから資格を取得するためにはどうすればいいのか、これからご紹介していきましょう。
アーティフィシャルフラワー教室ではどんなことをするの?
アーティフィシャルフラワー教室と一口に言っても、教室によって様々なコースやレッスンがあります。
初心者はここから!アーティフィシャルフラワー教室基本コース
アーティフィシャルフラワーに初めて触れるような人が最初に学ぶなら基本的なコースを選択しましょう。
基本的なコースではアーティフィシャルフラワーの特徴・特性を学びながらフラワーアレンジメントを行っていきます。
様々なアーティフィシャルフラワーを用いながら一番基本的な花束から入り、それからテーブルフラワーや小さめのインテリアフラワーなど、アレンジを楽しんでいきます。
センスはもちろん重要ですが、教室なのでアレンジで活かせるテクニックをいくつも紹介してくれます。
教えてもらったテクニックの通りに進めていくことで、とても簡単にオシャレなアーティフィシャルフラワーのアレンジメントが完成するのです。
慣れてきたらオススメ!アーティフィシャルフラワー教室応用コース
応用コースではインテリアフラワーを中心に進めていきます。
例えば、茎を螺旋状に組むことで素敵なブーケに早変わりするスパイラルブーケや、既に作られてあるアーティフィシャルフラワーをあえて分解し、違う形のアーティフィシャルフラワーに生まれ変わらせる高度なテクニック、大きくて頑丈な作りなので壊れにくい組むように作られたリースなど、基本コースよりも高度な応用テクニックを盛り込んで教えてくれます。
最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、徐々に慣れていくことでアレンジをもっともっと楽しくすることが出来ますよ。
コーディネートのアクセントに!アーティフィシャルフラワー教室アクセサリーや小物作成コース
アーティフィシャルフラワーを使ってアクセサリーや小物を作ることが出来るコースがあります。
教室で作り方を覚えてしまえば、あとは自宅にある使わない布を使って、簡単に素敵なアクセサリーや小物を作ることが出来ます。
例えば、胸元を飾るだけでなく、バッグなどにも取り付けられるカメリアは、コテを使って作るため頑丈に作ることが可能です。
コサージュは自分の好きな布、好きな形を選んで作ることができ、モダンなものから華やかなものまで多彩に作ることが出来ます。
ボンボンのように丸く作り、紐を取り付ければオリジナルチャームが作れてしまいます。
このように、アーティフィシャルフラワーやその技術を利用することで、アクセサリーや小物を作ることが出来るのです。
ぜひ試してみてくださいね。
いつも使っているものに一工夫!アーティフィシャルフラワー教室デココース
いつも使っているペンや手鏡、バッグなど、普段使っているものをもっと華やかにしたいと考えたことはありませんか?
デココースならそんな願いを叶えることが出来ます。
アーティフィシャルフラワーを使って立体的で華やかなアイテムに仕上げることが出来るので、アレンジというよりはデコを楽しみたいという方にオススメです。
アーティフィシャルフラワー教室選びのポイントは?
アーティフィシャルフラワー教室に通うなら、長く続けたいと思いますし、なるべく教室内でのトラブルは無い方がいいですよね。
でも、なかなか資料やネットでの情報だけでは、その教室の本当の雰囲気を感じることは難しく、また自分が本当にやりたいコースなのかどうかも分からない状態で教室に参加することで後々後悔してしまうことも…。
そのようなことにならないためには、体験教室に参加することが大切です。
体験教室は実際に教室でやることや雰囲気を感じることが出来ます。
また、情報とは少し違って見えることもあるかもしれません。
例えば、先生がネットの写真ではすごく笑顔だったのに、実際に体験教室に参加したら対応も無愛想で、ちゃんと説明してくれなかったなど、分からなかった部分も見えてくるのです。
体験教室は教室に参加するよりも値段が安い場合がほとんどですし、体験教室や見学を行っているアーティフィシャルフラワー教室も多く存在しています。
もしも気になる教室を発見したら、まずは体験教室に参加するか見学してみましょう。
あとは予約システムを確認することも大切です。
仕事と両立していて生徒数の多い人気の教室に通う場合、仕事が忙しいとなかなか予約することが出来ず、せっかく空いた日にも予約が多くて入れませんということになれば、行かなくなってしまうことも考えられます。
通い続けられるように、予約システムがどうなっているかを確認しましょう。
例えば、教室に来てからスケジュールが早い者勝ちで埋まっていってしまうものだとなかなか教室に参加することが出来ません。
自分の都合のいい日に予約したり、教室に来た時に先生がスケジュールを伝えてその時に空いている日が分かる場合は、その場で予約することが出来るような教室だと、スケジュール調整もしやすく、通いやすい教室と言えます。
こういった通いやすいスケジュールを組んでくれる教室は、かなり限られているので教室を探すこと自体難しくなってしまいますが、見学や体験教室の時に聞いておいて選ぶポイントの一つに加えておきましょう。
自分もアーティフィシャルフラワー教室を開きたい!そんな時は資格取得を目指そう
アーティフィシャルフラワーはテクニックを学べば色んな花やアイテムを作ることが出来ます。
そんな時にふと思うのが、自分でも教室を開いて収益を得たいということではないでしょうか?
アーティフィシャルフラワーの教室を開くためには、極端に言えば誰でも開くことが出来ます。
例えアーティフィシャルフラワーを学んだことが無いという人でも教室を開くことは可能なのです。
しかし、生徒を集めるためにはやはり技術と、それを証明する資格というものはとても大切になります。
アーティフィシャルフラワーの資格は今のところ国家試験はなく、ディプロマと呼ばれるものや協会が用意している民間資格などが主流となっています。
ディプロマというのは、アーティフィシャルフラワー教室を受講し、試験にクリアもしくは全講座を受けるだけで手に入る資格です。
簡単に手に入るだけでなく、教室ごとにディプロマに認定する基準が異なっているので、自分が通う教室でのディプロマ認定についてよく知っておくことが重要です。
ちなみに、ディプロマを貰うことでその登録料や年会費が掛かります。
そのため本気で教室を開こうとは思っていないものの、何となく簡単そうだからディプロマの資格を取ろうと考えている方は止めておいた方がいいかもしれません。
その資格を使わないのに、毎年年会費を支払わなくてはなってしまうためです。
本気で開業を目指すなら、アーティフィシャルフラワー教室選びを大切に
ディプロマには年会費が掛かってしまいますが、本気で開業を目指すのであればディプロマの取得しておくことで生徒からの技術の信頼を得ることが出来ます。
そのため、アーティフィシャルフラワー教室を開き、収入を得たいという場合には取得しておくことが大切です。
開業することを考えた時に、教室選びも重要なポイントになります。
その教室が協会に所属しているのかどうかによって、今後が大きく左右されるのです。
協会に所属している教室に通うことで、資格取得に向けての本格的なコースに参加することが出来ます。
どこの協会にも属していない教室では、先生が独自に考えたコースやレッスンを受けることが出来ますが、資格取得に向けたコースを用意しているところとそうでないところがあります。
協会に所属しているところから資格を取得し、教室を開くとなると、その協会が認定された講師という肩書きを得ることができ、さらにその協会でのコースやレッスンが決まっているので自分で決める必要がありません。
一方で登録料や年会費などが掛かりやすく、また開業してからも定期的に講習を受けたり費用が掛かってしまう場合もあります。
どこの協会にも属していない教室で資格を取得し、教室を開くと、自分の好きなように教室のコースやレッスンを考えることが出来たり、自分流を教えていくことが出来ます。
また、協会所属の認定講師とは違って、開業してからお金が掛かることも無いので生徒からの講習費は全て自分のものになります。
ただし、教室づくりを全て自分でやらなくてはいけないこと、認定講師よりも肩書きが薄くなってしまって集客が難しくなってしまうこともあります。
もちろん、様々な宣伝活動を行うことによって、認定講師という肩書きが無くても十分生徒を集めることは可能ですが、そう上手くはいかない可能性だって捨て切れません。
このように、最初の教室選びも一長一短で選ばなくてはいけませんが、ここできちんと教室を調べておき、自分に合った教室に参加することが出来れば、将来予約がなかなか取れないアーティフィシャルフラワー教室の先生になることも夢ではありませんよ。
ぜひ、アーティフィシャルフラワーについて学び、資格取得を目指しながら素敵な作品を作り上げていきましょう。