DIYで木製プランターの簡単作り方まとめ

木製プランター

DIYで簡単に作れる木製プランター(ウッドプランター)ですが、いろんな活用法があるんです。そんな、木製プランターの作り方や木製プランターの種類、活用法をまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。

木製プランターを作ってみよう!

木製プランターは販売されているものも多いですが、自分で作ることによって色や形を工夫し、さらに大きさまで決められるので、その空間に一番適したものを作ることが出来ます。

しかも、木材や道具があれば簡単に作ることが出来ますし、木製プランターは水はけが良く、通気性が良いという利点も備わっています。
では早速木製プランターの作り方をご紹介しましょう!

木製プランターDIYで準備するもの

  • 木材
  • ボンド
  • のこぎり
  • ドリル
  • ハンマー
  • クランプ
  • やすり、サンドペーパー
  • 塗料やスタンプ

まずはこれらの材料や道具を準備しましょう。

ちなみに塗料はオイルステインを使用すると、刷毛跡を気にせずに塗っても大丈夫ですし、乾きやすいのでオススメです。スタンプは英字のものを使うと、よりオシャレなアンティーク調、もしくはアメリカン調の木製プランターを作ることが出来ます。

木製プランターの作り方

木製プランターの作り方は、まず木材をプランターの底と壁部分になるところをのこぎりなどでカットしていきます。
必要であれば、この時やすりを使って木材の角を磨いてください。

次はボンドで木材同士をつなぎ合わせます。
次に釘を打つのですが、この時クランプがあると非常に便利です。
DIYは基本的に一人で行うという方は、クランプを購入しておくと良いでしょう。

ドリルで少しだけ穴を開けて、そこに釘を刺し込みそこにハンマーで打っていきます。箱が出来上がったら底部分に木材を2本両端にくっつけ、こちらも釘で打ち込みます。

この底部分の木材があることで、直接底部分が下にくっつかずに済むため衛生的であることや、水が溜まって底部分から腐りやすい木製プランターを長持ちさせることが出来ます。

最後に底の真ん中に穴を開けてプランター内の水はけも良くすれば木製プランターが出来上がります。

プランターが出来上がったら、塗料を塗ったりスタンプを押して自分流にアレンジしましょう。

塗料を塗る際は木材の表面を雑巾などで拭き取り、それから木目方向に塗っていきます。全て塗り終わったら一度乾燥させてから、二度塗りを行います。二度塗り後は透明なニスや保護剤を塗って完成です。

木製プランターを作る時の材料選びのコツ

木材と言ってもかなりの量があるため、ホームセンターで迷われたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方に木製プランターにピッタリの材料選びのコツをご紹介します。

木材には様々な種類がありますが、それぞれ異なる特性を持っています。

木製プランターの材料として最も使用率の高い木材です。
耐水性が強く、さらに比較的値段が安めなのも魅力的です。

SPF

木材の中でもかなり安価で、ホームセンターに行くと一番安く売られている場合が多い木材です。
SPFは安い分、耐水性が弱いので屋外の使用や木製プランターにはあまり適していません。
ただし、防腐剤が木材の中に注入されている防腐SPFを利用すれば、屋外でも長く使い続けることが出来ます。

サーモウッド

ウッドデッキなどに使用されることの多い木材です。
この木材は燻製していることで虫に強く、木製プランターにオススメの木材と言えます。
ただし、安価なSPFと比べると少し値段は高めになってしまいます。

お風呂にも使われている程の耐水性を持っているため、木製プランターとしてはオススメの木材です。
杉に比べると少しだけ高い木材となっています。

ウエスタンレッドシダー(WRC)

WRCはサーモウッドと同様、ウッドデッキなどによく使われている木材で、耐久性の高さや柔らかくて手が加えやすいという点がメリットに挙げられます。ただ、値段はかなり高めになります。

こちらで紹介したものはいわゆる一般的な木材で、木製プランターとして使われることも多い木材です。
取り扱いやすいのは、やはり杉か防腐SPFが木製プランターの木材として使いやすいかと思います。
木製プランターの木材を選ぶ時のコツは、植物を育てる上で欠かせない水を使っても腐りにくいものを選ぶべきです。
ただ、腐りにくいと言っても確実に腐らないという訳ではないので、もっと長持ちさせたい場合は屋外用の塗装材や防腐剤を利用すると良いでしょう。

木製プランター作りをもっと安く抑えるには?

木製プランターを作る時にもっと材料費を抑えたい!という方は廃材を利用しましょう。

廃材を利用することで、新しい木材を買う必要もありませんし、わざわざ塗料ややすりを使って古ぼかしをしなくても良くなります。その分材料費が浮くので、安く抑えることが出来るのです。

ただし、廃材を利用しているということは、その分木材がかなり使われていて、既に腐敗が進んでいる可能性があるということです。

そのため、屋外で使用する場合には必ずニスや防腐剤などを使って保護させなくてはなりません。その分にもコストが掛かってしまうので、どちらが良いのか掛かる費用を計算してから廃材を利用するようにしましょう。

小さいものでもいいから木製プランターを作りたい!という方は、100均の木製ボックスに一工夫させることで可愛い木製プランターを作ることが出来ます。

例えばダイソーで販売されている3連の木箱の底に水はけを良くするための穴を開けて、そこに植物を植えればあっという間にプランターが完成します。味気なく感じてしまったら、植物を植える前に塗料を塗ったり、スタンプを押すなどしてアレンジしてみてください。

小さな木製プランターは屋内での使用に優れているので、あまり水を必要としない多肉植物を育てると、可愛らしさも上がりますし何より水をあまり上げる必要がないので、その分腐りにくくなります。

また、100円均一でも販売されているすのこを使っても簡単に木製プランターを作ることが出来ます。すのこの周りにシートを貼ってからタッカーなどを使ってきちんと止め、すのこの隙間から土を入れていきます。

あとは好きな花や植物をプランターの隙間に差し込みながら植えて、そのすのこを壁に立てかけるように飾れば、簡単に木製プランターが出来上がります。

100均で売られているすのこじゃ物足りない、もっと大きなものを作りたいという方は、ホームセンターでも売られている大きめのすのこを利用しましょう。

こちらもそこまで値段が高いものではないので安心です。

オシャレな木製プランター6選

オシャレな木製プランターはたくさん販売されていますし、自ら作ったという人もいらっしゃいます。そんなオシャレな木製プランターはどんなものがあるのでしょうか?ぜひこちらで紹介する木製プランターを参考にし、自分でも作ってみてください。

細長いだけ?シンプルなのにオシャレな木製プランター

初めて作る人の場合、なかなか変わった形にしようとしても難しく、失敗してしまう可能性も高くなります。
そのため、初心者の方はあまり難しい形に挑戦しようとせず、まずはシンプルな木製プランターを作ってみてはいかがでしょうか。

例えば、木材をまっすぐカットしていき、細長いプランターを作ります。
ただの箱のように見えますが、床にそのまま置くのではなく金具を用意して壁に取り付けるだけで印象がガラッと変わります。
また、塗装する際にわざとやすりをかけてアンティーク調にするのもオススメです。

自由に書き込める!黒板付きスタンドプランター

木製プランターと黒板が合体したプランターで、下に植物を入れ、その上にある黒板に好きな文字やその植物の名前を英語で書いてもかなりオシャレです。
見た目もコンパクトで可愛らしく見えます。
商品としても販売されていますが、今では黒板塗料も販売されているので、自分で作ってみても良いかもしれません。

脚長!スッキリスタイルのプランター

基本的に木製プランターを作る時の足はほんの5cmあれば十分なのですが、思い切って脚長のプランターを作ってみましょう。
脚長にすることによってプランターというよりもベンチのような見た目でとてもオシャレです。
脚長プランターを作る時は、プランターに土が入ることも考慮し、足の耐久性を高めたものを作ること、もしくはあまりにも脚長になりすぎないように気をつけましょう。

木も植えられる?深型タイプのプランター

深型タイプは大きく、たっぷり根を張らせることが出来るので花木を植えることも出来ます。
深型タイプはどちらかというとどっしりしているので、インテリアとしての可愛らしさはあまりありませんが、庭や玄関スペースに置くことで重厚感が出てきて落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。

そのため、カフェのような落ち着いた雰囲気を出したいという方にはオススメの木製プランターです。
作る時は板を何枚か重ねて深型を作りましょう。

アンティーク好きにはたまらない、桶型木製プランター

桶型のプランターを作るには木材を斜めにカットし、きちんとつなぎ合わせられるようにカットが重要になりますが、桶型はアンティーク調のインテリアにとても適していると言えます。
こだわりのある方は、カットした木材を2つだけ少し長めにカットして、その木材を両端になるようにつなげていきます。
そこに太めのロープをつなげれば、桶をプランターとしてそのまま使っているような雰囲気が味わえます。

まるで牛乳入れのような木製プランターラック

持ち運びも出来るように、プランターの上部に取っ手を取り付けた木製プランターです。
まるで昔の牛乳入れのような形をしていて、とても可愛らしいデザインをしています。
このプランターは土を詰めて直接植えても良いのですが、せっかく持ち運びも簡単に出来るタイプのプランターなので、重くなる土は植えずに安くて軽い植木鉢を入れたり、ポットのまま植物を敷き詰めた方が便利でセンスも高いです。

これらのオシャレな木製プランターを参考に、自分だけのオリジナル木製プランターを作ってみてはいかがでしょうか。

木製プランター

デザインプランターsombraverde

お部屋をアートフラワーでおしゃれに飾りたい時は、sombraverdeのデザインプランターを自在に組み合わせてオリジナルの素敵な空間を作ってみましょう。