まるで空中庭園!?スカイプランターで観葉植物を逆さに吊るしておしゃれに部屋をコーディネート

スカイプランター

スカイプランターって知っていますか?観葉植物を空中に吊るして楽しめるプランターなんです。とっても斬新なデザインで今人気に火が付いています。

空中で楽しむことができるスカイプランターを利用すると、リビングはもちろんのこと様々な場所の印象を変えることができます。
自分でも簡単に利用することができるのでぜひ自分だけのスカイプランターを作ってみましょう。

とっても不思議なスカイプランター

皆さんはスカイプランターというものをご存知ですか?
スカイプランターとはニュージーランド人のデザイナーであるパトリック・モリスが作り出した観葉植物の新たな形で、今までになかった新しいデザインということで多くの賞を受賞してきました。
天井から逆さに吊り下げられた観葉植物は、見るからに斬新で、見ているだけで不思議な気持ちになってしまいます。

いつもは足元にある観葉植物たちが見上げた位置にあることで、まるで森の中で空も覆うような木々から木漏れ日が差し、そんな気持ちの良い中を散策しているようなリラックス気分を楽しめるということで、世界中で話題となっています。
もちろん日本でも注目され、最初は取り扱いも少なかったのですが現在では取り扱い数も増えて簡単に手に入れられるようになりました。

逆さまでも平気な理由

スカイプランターはまるで観葉植物の鉢をそのまま逆さに吊り下げているようにも見えますが、どうして植物や土が落ちてこないのでしょうか?

植物と土が落ちてこないのは、メッシュ構造のネットにあります。
通常の観葉植物なら鉢の中に土が入り、その土に観葉植物を植えて終わりなのですが、スカイプランターは落ちないように土の表面にメッシュ構造のネットを置きます。
このネットがあるおかげで土が落ちてこないんです!
しかもロックディスクも付いているので、ネットがしっかり抑えられます。

「でも逆さに吊るされているから水やりが大変そう~」と思っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、スカイプランターの水やりはとっても簡単!
上部に穴が開いており、その中に水をゆっくり流し入れるだけで完了なんです。

たっぷり水を与えると、そのまま土から水が滲みでて床にポタポタと落ちてきそうなイメージですが、水を注いだところは直接土に水が行くのではなく、一旦テラコッタで作られた貯水ポットで止めておきます。
その貯水ポットから徐々に水が浸透していくので水を与えすぎて枯れてしまった!ということも無いのです。
しかも植物によっては1~2週間水やりをしなくても済むので、むしろ普通の観葉植物よりも水やりは簡単です。

スカイプランターが人気の理由

スカイプランターは飾るだけでとてもオシャレな空間を楽しむことができますが、それ以外にも人気の理由となっているポイントがあります。

添え木は必要ない

通常、観葉植物は上に向かって伸びていきますが、花や葉が重くなってくると折れてしまう可能性があります。
そのため、折れないように添え木をする必要があるのですが、スカイプランターの場合、重力に従って育っていくため、植物が折れる心配もなく、添え木をする必要がありません。

空間を有効活用できる

床に観葉植物を置いてしまうと、他のものが置けなくなってしまいます。
狭い部屋でも観葉植物を置きたい、という時はスカイプランターがオススメなのです。
床に置かなくてはならない観葉植物が、頭上にあることで上手く空間を活用することができますよ。

子どもやペットが倒す心配もない

小さい子どもやペットがいるお家では、観葉植物の近くになるべく近づけさせないもしくは観葉植物を置かないようにしているところも多いかと思います。

いたずら好きなペットだと、観葉植物を倒してしまう危険性がありますし、小さい子どもの場合は観葉植物の葉や土を食べてしまう可能性も否定しきれません。
ですがスカイプランターなら頭上にあるため、ペットも子どもも安心して遊べる空間にすることができ、なおかつ緑のある空間にすることが可能なのです。

リラックス効果が高い

観葉植物自体のリラックス効果も高いのですが、頭上に観葉植物を吊るすことによって光合成で排出された酸素が下に向かって降り注ぐようになるため、気持ちの良い空気を味わうことができます。
そのため普通に観葉植物を置くよりもリラックス効果が高いと言えるでしょう。
森の中の雰囲気を家で楽しむことができるなんて、そうそう無いですよ!

スカイプランターを実際に購入して植物を育てよう!

では実際にスカイプランターを購入して植物を育ててみましょう!
スカイプランターを購入すると、

  • プランター
  • ロックディスク
  • ワイヤー(30cmと70cm)
  • フック付きネジ
  • メッシュカバー
  • 綿密メッシュカバー
  • コンクリート用アンカー

が付属しています。
そのため、こちらで用意するものは、こちらで。

・観葉植物
・土
・移植ごて

たったのこれだけです。
もちろん、屋内で行なう場合は汚れないように新聞紙を敷いたり、軍手・エプロンを使用するなどもできますが、特に必要なければ上記の3つだけ準備しておけば良いでしょう。

それでは植え替えを行っていきましょう。
まず、プランターの中にテラコッタディスクがハマっているかどうかのチェックを行います。

もしチェックが不十分で隙間があった場合、水漏れを起こしてしまう原因にもつながるので注意しましょう。
きちんとハマっていることが確認できたら、いよいよ土を入れていきます。
移植する前の土の表面がプランターから出る程度まで土を入れておきましょう。

土を入れ終わったら簡易ポットから観葉植物を出します。
この時根は崩さず、土が付いたまま取り出してスカイプランターへ入れるようにしましょう。
植物が必ず中心に来るように置き、周りに土を加えて安定させていきます。

ただ、この時表面ではなく横の隙間に入れるように加えていきましょう。
表面に土を乗せてしまうとネットを越えて土が落ちてきてしまう可能性があります。

しっかりと土を加えて植物を安定させたら、植物の周りを指で軽めに押さえておきます。
この時土がリム部分よりも下がってしまったら、再び土を加えていきます。
続いてメッシュカバーもしくはメッシュパッドを植物に合わせてハサミでカットしていきます。
カットする時はドーナツ型に切り込みが入っているような形にカットしましょう。
ここで穴を大きくしてしまうと土がこぼれてしまうので、大きすぎないように気を付けるのがポイントです。
メッシュをしっかりと差し込んでいき、こぼれないようにしていきます。
もしリムに土が入っている場合は取り除きましょう。

あとはロックディスクをリムに取り付け、ロックがかかるまで回転させます。
土が少し出ている表面に霧吹きを使って土を湿らせ、あとはゆっくりとひっくり返してワイヤーで吊り下げたら完成です。
すぐに水やりを行い、植物を安定させましょう。

スカイプランターの注意点とは?

スカイプランターを作る上で注意点があります。
それは多肉植物を育てる場合です。
多肉植物は他の植物とは違ってあまり水分を必要としません。
そのため、植えてから最初に水をやる時にやりすぎてしまうと水分が十分に吸収されなくなってしまい、土に溜め込んでおけなくなった水分がこぼれてしまう可能性があります。
そのため水やりは満タンに入れておかずに、少しずつ入れるようにしましょう。
これは多肉植物だけでなく、水分をあまり必要としない他の観葉植物も同じように水やりをすることが大切です。

スカイプランターをアレンジ!

現在購入できるスカイプランターはホワイトなど、シンプルなものが多いです。
もちろん、ホワイトも十分オシャレなのですが、もう少しアクセントが欲しい!という時は、スカイプランターを可愛くアレンジしてみましょう。
例えば、プランター部分に余っている布を巻くだけでも随分印象は変わってきます。
他にもお気に入りのマスキングテープを貼ったり、贈り物でもらったリボンを巻いてみるなど、家にあるものでも簡単にアレンジすることができるのでおすすめです。
ぜひ簡単にアレンジを加えてみましょう!

また、スカイプランターと照明を組み合わせることでより幻想的なものになります。
特に照明を吊るすタイプの電球にすると、オシャレな空間に仕上がります。
あまり植物を近づけすぎてしまうと照明の熱が強すぎて植物が枯れてしまう可能性もありますが、適度な距離をとりつつ、スカイプランターと吊るすタイプの照明を上手く使いこなしてみてはいかがでしょうか?

スカイプランターで不思議な空間に

スカイプランターを実際にインテリアとして取り入れる場合、どんな空間を作ることができるでしょう。

リビング

観葉植物を置きやすいリビングは、床に置くタイプの観葉植物を一緒にスカイプランターを飾ると、何だか不思議な空間に変身します。
しかも来客を通すことが多いリビングにスカイプランターを吊るしておけば、来客の驚く顔を見ることができるかもしれませんよ。

キッチン

キッチンでスカイプランターを利用するなら、観葉植物よりもハーブなどを育てると良いでしょう。
ハーブなどを育てておけば、わざわざ庭で育てなくても手を上げれば簡単にハーブを採ることができます。
一味足りないなと思ったら、スカイプランターで育てたハーブなどを利用しましょう。

窓際

日光が入る窓際には、日光が好きな観葉植物をスカイプランターで育ててみましょう。
植物にとっても良いですが、カーテンを設置しづらい場所にスカイプランターを吊るすことで目隠しとなるため、自分にとってもメリットになります。

デスク周り

デスク周りには色んな物を置かなくてはいけなくなってしまうため、観葉植物を置くスペースなんてあまり無いですよね。
しかしスカイプランターであれば吊るすことで観葉植物をデスク周りに設置することが可能です。
しかもパソコンなどで目が疲れやすいデスク周りにおいて、自然の緑は目の疲れを癒やすのにも重要な役割を果たしてくれるでしょう。

寝室

寝室はやはりリラックスしたい場所の一つです。
リラックスしたい場所にはたくさん植物を置きたくなる方も多いのではないでしょうか?
スカイプランターも寝室に吊るして、リラックス効果を楽しみながら充実した睡眠をとりましょう。

スカイプランターは場所を取らないため、色んな空間に一工夫加えることができます。
ぜひ新発想のスカイプランターを自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

スカイプランター

デザインプランターsombraverde

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