観葉植物を飾るとき、「土」が気になる方は多いのではないでしょうか。見た目が綺麗でないだけでなく、衛生面で不安を感じてしまいますよね。
そんな悩みを解決する“土隠し”の方法は、マルチングと呼ばれています。一見、小難しい呼び方ですが、その中身はとってもシンプル。土の上に石や木のチップ、ワラなどを敷き詰めて、土を隠すだけ。
今回はそんなマルチングでの土隠しについて、メリットや注意点、おすすめの材料を紹介していきます。
マルチングのメリットと注意点
まず、マルチングによる土隠しにはどのようなメリットがあるのでしょうか。もちろん、見た目の印象を変えてくれるのも大きいですが、それだけではありません。害虫から植物を守ってくれたり、雑草が生えづらくなったり、また地表面の温度を調整してくれるなど植物が健やかに生長する環境を整えくれるのもマルチングの効果なのです。
とはいえ、注意点もあります。水やりのタイミングは土の乾燥具合ではかることが多いですが、土が隠されていると当然わかりづらくなってしまいます。時折、中の土を確認してチェックするようにしましょう。
マルチングにおすすめの材料
化粧石
洗練された雰囲気にしたいなら、「化粧石」と呼ばれる石を使用するのがおすすめ。様々な色、形、大きさの化粧石があり、モダンなお部屋なら白、ナチュラルな雰囲気の部屋ならアースカラーなど、空間に応じて使い分けられるのがポイントです。
ウッドチップ
ウッドチップは文字通り、木材の破片を砕いたもの。植物でできているだけあって、観葉植物にとっても相性のよいマルチング材です。よりナチュラルな雰囲気にしたい場合におすすめです。
ココヤシファイバー
同じくナチュラルテイストを演出するものでは、「ココヤシファイバー」と呼ばれる、ヤシからとれるワラのような繊維もおすすめ。上品で落ち着きのあるテイストになるので、ホテルなどでもよく使われています。
まとめ
いかがだったでしょうか。観葉植物を飾るときの悩みの種である土の不潔さをカバーし、より洗練された雰囲気をつくってくれるマルチ