おしゃれなプランターは、買わなくても自分でDIYをすれば手に入れることが出来ます!こちらでは、そんなおしゃれなプランター作りや、必要な物をご紹介していきます。身の回りにある意外な物でも作ることができるので、不器用さんでも安心です!
プランターは簡単に作れる?
プランターを作ると言えば、始めに思い浮かんでくるのは木でできたプランターではないのでしょうか?
確かに、木の板を繋ぎ合わせて作ったプランターには温かみがあり、さらにどんなところに置いても自然と馴染んで良いインテリアになります。
特に木のプランターは工具を使えば繋ぎ合わせるだけなので、比較的簡単に作ることが可能です。DIYをやったことがないという方でも簡単に始められるので、ぜひチャレンジしてみましょう!
まずは木のプランターを作るために必要な道具を紹介します。
木のプランターを作るために必要な材料と道具
- 電動ドリル
- インパクトドライバー
- のこぎり/電のこ
- くぎ打ち
- 釘
- ネジ
- 防蟻・防腐処理剤
上記の他にも、色を塗るならペンキ、デコレーションを施すならそれらの材料など、たくさんの道具を揃える必要があります。
木のプランターを作ってみよう!
木のプランターを作るために、まずプランターを置く位置を確認し、どのくらいのサイズのものを作るかメジャーなどで調べ、簡単に設計図を作成します。
設計図のサイズに合わせて木材をカットしていきます。
ここで注意したいポイントは、底板です。
底板が1枚の板で作ってしまうと水抜きが上手く出来ず、植物が根腐れしてしまう可能性が高くなってしまいます。そこで、底板は数枚にカットし、1枚1枚少しだけ空間を作るようにしましょう。もしくは穴を開けるだけでも水抜きは出来るので、電動ドリルなどで底板に穴を開けるようにしてください。
あとはカットした木材に耐水・防腐処理剤を塗布し、乾いたらプランターを組み立てていき、ネジや釘などで止めていけば完成です。最初はただ木材を組み合わせただけのシンプルなもので十分ですが、アレンジをすればオリジナル性を高めたオシャレなプランターも作ることが出来ますよ!
木のプランターにアレンジを加えよう!
スタンプやステッカーで簡単アレンジ!
英字のステッカーを張るだけでオシャレ感は一気に増しますし、英字スタンプなら好きな言葉や数字をプランターに表示することが出来ます。
スタンプを使用する時はインクを水溶性ではなく油性のものを使用するようにしましょう。水溶性だと水やりをした時に落ちてしまう可能性があります。
木のプランターならアンティーク調のプランターも作りやすい
木のプランターにワックスを使ったり、塗装後にサンドペーパーなどを使用すると新しい木材を使用していながらアンティーク調のプランターを作ることが出来ます。アンティーク調は非常に味わい深く、特に劣化しているわけではないので使い勝手も良いです。
フェンス付きのプランターはエクステリアに最適
プランターにフェンスを付けることでつる性の植物や低木を植えるのに最適なプランターとなります。フェンスもプランター同様、木材を置く場所の高さに合わせてカットし、釘やネジで止めれば出来るため簡単に作ることが出来ます。比較的大きなものになってしまいますが、フェンスに花のハンキングバスケットを飾ってみたりアレンジは多種多様です。
ちょっと変わったはしご型のプランターも
はしごの足をかける部分をプランターにして3段程度の高さに作るとオシャレでオリジナリティー溢れるプランターとなります。壁に立てかけておくだけなのに目を引いてしまう不思議なプランターです。
作り方としては、まずプランター部分を3つ程度作り、あとから手すり部分を貼り付けるだけで完成します。高さが出る植物を植えてしまうと、上のプランターが見えなくなってしまうので、出来るだけ土に沿って生える植物を選ぶようにすると見栄えがさらに良くなります。
プランターのDIYに慣れたらパレットプランターに挑戦!
パレットを作成し、その隙間から植物が生えるようにするとオシャレなプランターになります。横向きは簡単なのですが、オシャレ感をアップさせるなら縦向きに利用しましょう。
縦向きに育成する時のコツとしては、植物の根がきちんと張っていない未熟な状態だと縦向きにした時に崩れてしまう場合もあります。そのため、まずはしばらく横向きで植物を育成し、きちんと根が張ってからパレットを立てると上手くいきやすいです。縦向きにしたらプランターが動かないように固定させると倒れる心配がありません。
このようにDIYで木のプランターは簡単に作れますし、さらに様々なアレンジを加えることでガーデニングの幅やオシャレ感もグッと増すことが出来ます!
最初は難しいものから作ろうとせずに、簡単に作れるような箱型のプランターから始めてみましょう!
意外なものでもプランターは作れる!
上記では木のプランターの作り方やアレンジ方法などを紹介しましたが、「木のプランターは作りたいけど、道具を揃えるのが難しい」、「不器用だから工具が扱えない」というようなお悩みを持っている方もいらっしゃると思います。
そんな方も諦めるのは早いですよ!
木の板以外にも、実はとても身近な物で簡単にプランターを作ることが出来るのです!ではその気になる材料を見ていきましょう!
– ペットボトル
– 牛乳パック
– 空き缶
– ペットボトルのキャップ
– 卵の殻
– コルク栓
– おたま
今上記を見た瞬間、「えっ?」と思いませんでしたか?特におたまとコルク栓にびっくりした方も多いはず。それぞれをどのようにして利用していくのか、次の項目でご紹介しましょう。
5分もいらない!すぐにできちゃうプランターDIY
ペットボトル
ペットボトルの胴体部分を長方形にくりぬき、そこに土を敷きつめれば、エコなプランターが完成します。転がらないように脚をつけてあげるのも良いですが、複数吊るして飾ればちょっとしたアートにもなります。
また、ペットボトルを半分に切るだけでもプランターとして活用することができますね。簡単な植物なら特に面倒なメンテナンスをしなくても自然と育ってくれるため、ちょっとした野菜や鑑賞用の植物を育ててみましょう。
牛乳パック
牛乳パックもペットボトルと同様に、半分に切ってプランターにすることができます。ただし、そのまま使うと牛乳パックのプリントがむき出しの状態で、あまりおしゃれとはいえないかもしれません。
そこで、植物を植える前にマスキングテープやシート、布などを使ってデコレーションをしてみましょう。複数の種類を作って並べてみても良いですね。
空き缶
お菓子の入っていた缶に炭や土を入れるだけで、特に何もいじったり、加工を加える必要がない空き缶プランターです。空き缶に植物を入れるようにすることで、もともとは捨てられるだけだった空き缶をついついコレクションしたくなること間違いなしですね!
ペットボトルのキャップ
ペットボトルのキャップのように小さな容器でも、少量の土、少量の水で立派なプランターにすることができます。そんなキャッププランターにおすすめの植物はカイワレ大根です。土がなくても、脱脂綿と水だけでニョキニョキ成長するため、初めて園芸や菜園をする方におすすめですよ。
卵の殻
卵の殻も、割ったあとはいつも捨ててしまいますが、こちらも洗浄して土を入れることでプランターにすることができます。また、卵の殻が入っていた卵のパックに、プランターにした卵の殻を入れれば、とても可愛らしくディスプレイすることができますよ。
コルク栓
ワインのコルク栓の上部をくり抜いて、100円ショップなどで購入した磁石を強力接着剤でつけると、壁にくっつくミニプランターが完成します。中身をくり抜く時は、コルク栓を縦にしてしっかり固定したあと、手を怪我しないようにカッター、挟み、彫刻刀などを用いて上部をくり抜きます。そしてその穴の中に土を入れ、最後に植物を入れます。
この時入れる植物は、根腐れしにくい多肉植物がおすすめです。一週間に一回は水を与えてくださいね!
おたま
おたまのくぼみに土を敷き、植物を植えるだけであっという間にプランターが完成します。この時、絵具やペンキを使って色を変えてあげるとより一層ガーデニング向けっぽいおたまプランターができますよ。
コップ
もう使わなくなったマグカップやティーカップといったコップ類、できればそのまま捨てずにプランターとして再利用してみてください。ハーブやお花、そして野菜までもコップから作ることができます。
また、コップに植物を移す時はポリポットと一緒にコップに入れると、溜まってしまったいらない水を捨てる時、ポリポットを取り出すだけで良いので簡単に水を捨てることが可能です。
自然の素材を利用したプランター
上記で紹介したものの他にも、私たちの身近なところにはプランターにすることができる物がたくさんあります。家の中だけでなく、山や海にも素材となるものがあります。
その例を以下にまとめてみました。
貝殻
少し大きめで底の深い貝や、巻貝の中に土を入れてもプランターにすることができます。お部屋に飾ればマリンな雰囲気を醸し出すインテリアとして活用できます。
流木
丸太や流木を削り、そこに土を入れて植物を入れます。特に流木からプランターを作れば、独特の造形のプランターを作ることができますよ!
世界のどこにもないただ一つのプランターを作りたい方におすすめです。
いかがでしたか?
木のプランター以外にも身近にある様々なものでプランターを作ることができます!プランターにすることができるものはまだまだたくさん、みなさんの身近に眠っているかもしれません。
これを機に、様々なものでプランターを作ってみてはいかがでしょうか?
おしゃれなプランターを作り、ぜひお部屋に緑を飾ってみてください!